相談支援専門員の日々

障害福祉サービスの計画相談をしていた爺(じじい)のブログ。現在は就労B、生活介護の支援員をしています。

相談支援専門員の手紙

利用者さんから手紙を貰った。
先日会った時、
私に失礼な事を言ってしまったのではないかと、
気にしている内容だった。

親御さんの手紙も付いていて、
近々、受給者証の更新時期を迎えるので、
よろしくお願いします、と丁寧に書いてあった。

最初にその親御さんと会い、
話を聞いた時の事を思い出す。

三人の子供さんがいたが、
一人は亡くなり、
一人は精神の障害、
一人は引きこもりの状態であること。

当事者家族の中には、
子供が障害を持った事で、夫婦が互いを責め、
離婚してしまうケースもあるが、
自分達は、
三人の子供をまともに育てる事は出来なかったけれど
(と、その親御さんは言った)、
協力して頑張っていこうと約束していること。

そう話した親御さんは、私の親とも重なるご高齢で、
この家族(私の利用者さんは子供の一人でしかないけれど)
に対して、自分はいかほどのことができるのかと、
自分の仕事の責任の重さみたいなものを
ずっしりと感じた記憶がある。

まだ手紙の返事は書いていないけれど、
手書きで丁寧に書こうと思っている。

また、私のような者に、
あんな気遣いの手紙をくれる利用者さんは、
素晴らしくまともな方だと感じている。


※後日追記 手書きの手紙を送ったところ、
利用者さんが喜ばれ、またお手紙を頂きました。
手紙を書くのが好きなだけだから、
返事はいらないとのこと。
ホントかな〜?